今回ご紹介するのは、「名もなき復讐」。
非条理な「哀しみ」が新しい「哀しみ」を生み出し、
それを救おうとする必死の「愛情」も、また「哀しみ」の闇に落ちていく。
その「哀しみ」の連鎖を断ち切る復讐に、たどり着く果てはあるのでしょうか。

こんにちは!管理人wasewaseです。
当ブログはネタバレ無しでお勧め韓国映画を紹介しております。
なので、最後まで楽しんでお読み下さいね~♪
ひとことで、ザクっとSTORY
獣のような男どもの非業な行いに、
大切な自分人生を蝕まれた主人公を演じるのは元射撃の国体選手役のシン・ヒョンビン。
やがて彼女は自分を取り巻くすべてを、振り払うように、復讐を始めます。
描かれているのは、まっすぐに生きようとした人間。
目を背けたくなる描写もあり、気持ちのいい映画ではありませんが、
悲しいけれど誰にでも起こりうる、あまりにも身勝手な絶望体験を通して描かれているのは、
まっすぐに、ただ生きようとしたひとりの女性の物語です。
主演のシン・ヒョンビンが難しい役柄設定ながらも、
懸命に生きようとする、その演技は観ている側に訴えるものがあります。
そしてあまりにも哀し過ぎる、衝撃のラストも見逃せません。

主人公のハ・ジョンウも順風満帆という訳ではなく、いろいろ問題を抱えているので、どことなく、テロリストと共鳴してしまうという設定も面白い!
シン・ヒョンビンのまっすぐな瞳にとりこ!
主演:シン・ヒョンビン
シン・ヒョンビンが魅せるのは、大きく自分を取り巻く社会への復讐。
もちろん、獣の様な男たちもそうですが、それを許してしまっている韓国社会の闇へも復讐を始めます。
非常に難しい設定ですが、彼女のまっすぐな瞳が、それに写る全ての醜い部分を写し出します。
【シン・ヒョンビンのプロフィール】
韓国映画「名もなき復讐」評価
ひとりの女性が自分にまっすぐ生きようとしたサスペンス作品です。
よくある復讐劇では終わらない展開は必見です。

作品の評価は★★★★☆
多少歴史的な背景も入りますが、
そんなに難しく考えずにハ・ジョンウの演技の没頭できる作品です。
観ていない方は是非どうぞ。
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