今回ご紹介するのは、韓国映画「セブンデイズ」。
キム・ユンジン、キム・ミスクというベテラン女優ふたりの魂を揺さぶられる演技と、
二転三転する犯人探しで最後まで目が離せない、面白い作品です!

こんにちは!管理人wasewaseです。
当ブログはネタバレ無しでお勧め韓国映画を紹介しております。
なので、最後まで楽しんでお読み下さいね~♪
ひとことで、ザクっとSTORY
主演のキム・ユンジンは勝率100%を誇るシングルマザーの敏腕弁護士。
が、ある日突然、愛する娘を誘拐されてしまします。
そして犯人からの謎めいた要求・・・。
残り数日で、娘の命が・・・・・。
逃れられない緊迫した中で、激しく己を鼓舞しながら、キム・ユンジンが
様々に仕組まれた罠に挑むサスペンス作品です。

いやーまさに物語が流れが二転三転して、いい意味で予想を裏切る展開の連続で面白かったです!手に汗握ります!!
そして・・・衝撃のラストまで目が離せませんよ(笑)
いったい誰が味方なのか??【脚本・演出が面白い!】
愛する娘を誘拐されたキム・ユンジンが、ひとりの娘の母親として、または敏腕弁護士として、
なりふり構わず見えない敵に挑んでいきます。
でもでも、様々な仕掛けが娘を探すキム・ユンジンを阻もうとします。
いったい誰が味方なの?誰が味方じゃないの?
序盤からあちこちに貼られた伏線と、計算され尽くされた脚本と、
最後まで飽きさせない犯人探しを楽しめる作品です。
監督は「殺人者の記憶法」などの、サスペンス系作品が得意なウォン・シニョン。
カメラワークもかなり細かいカット割りが多く、またカウントダウン的要素もしっかり盛り込まれていて、
非常にスピディーに展開が感じられます。
鬼気迫るふたりの女優の演技に注目!【演技が凄い!】
主演:キム・ユンジン
主演は韓国不朽の名作「シュリ」、「時間回廊の殺人」のキム・ユンジン。
キム・ユンジンはこの作品で、冷静な敏腕弁護士としての役柄と、
娘を取り戻そうと取り乱れた母親の役柄を同時に、非常に上手く使い分けいて、
彼女の激しい感情の起伏が、観る側に非常に分かりやすく伝わりますね。
またひとりの子供の親としても、例え世界を敵に回しても、
命を懸けて突き進む演技は、我が身のように感情移入出来て面白かったですよ。

キム・ユンジンは2002年の日韓ワールドカップの時韓国側の親善大使(日本側は藤原紀香)。
アメリカでは人気ドラマ「LOST」にレギュラー出演しているのね。
凄~い!!
さすが、世界を股にかけて活躍する女優さんです!
【キム・ユンジンのプロフィール】
共演:キム・ミスク
もうひとり、キム・ユンジン演じる敏腕弁護士と対峙する、犯人に殺された娘の母親役にキム・ミスク。
こちらも深い哀しみの中にも、理性的な自分を取り戻そうとする役柄と、
狂ったように感情を爆発させる役柄を見事に演じ分けます。
数々の韓国ドラマにも出演していて、いまだ高い人気を博しているベテラン女優らしい、見事な演技です。
【キム・ミスクのプロフィール】
脇役陣がまたいい味を出しているんです!【共演者もニクい!】
憎めない、それでいて男気のある役柄を演じるのは「南極日誌」のパク・ヒスン。
彼の存在があることによってキム・ユンジンのなりふり構わない姿が、
より現実的に受け入れられる様な描き方がされていて、作品に違和感なく入り込めます。
またふたりの女優を翻弄する犯人役に「ベルリン・ファイル」のチェ・ムソン。
ホントに憎たらしい役柄を、憎たらしいまま演しています(笑)
韓国映画「セブンデイズ」評価
あまり予備知識なく、観た方が絶対楽しめる作品だと思います。
ネタバレはもっての外です(苦笑)。
キム・ユンジン、キム・ミスクという豪華女優陣の本当に鬼気迫る演技と、
観る側を飽きさせない巧妙な犯人探しの連続。
125分という時間を感じさせないスピディーな展開で、非常に面白い作品です。
そして、衝撃のラストへ、是非最後まで楽しんで下さいね(笑)

作品の評価は★★★★☆
涙腺崩壊という感動作ではないですが、最後まで見応え充分な良質なサスペンス映画です。観ていない方は是非どうぞ。
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